2014年02月26日

10才)うまれてくるもの

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何に見えますか?本人はまったく意識していないみたいだけど
脳のシナプスみたいじゃないですか?

これには深い事情がありまして…。

この日、朝から子どもたちを連れて「かぐや姫の物語」の映画を観にいきました。
映画=大音量=怖いがインプットされているので、当然出かける前のぐずりがありました。
仕方がない。映画は極力避けるようにしているけど、
これは優しいタッチのアニメなので、大丈夫だろうと判断し、
イヤーマフを持って、だましだまし連れ出しました。
本当は音だけではなくて、めまぐるしく動く画像も、かなりのストレスになると思うけど。
でもなんとなく、観ておいた方が良いかな、姉妹たちに平等に見せてあげたい、
そういう私の勝手なエゴで説得しました。

観ている間は呼吸も乱れることなく、大丈夫そうだったけど
その後のレストランで、妹のユイに激しく絡み出し
ストレスが表に出てきてしまいました。
やっぱり無理だったか…。

家に着いてからも、詳細は忘れてしまったけど
妹への言葉の攻撃が激しく、ついに母、キレてしまいました。

妹にやらかしたことを(何だったか忘れてしまったけど)謝るように言ったけど
大抵抗するので、暴れるリコを力づくで押さえつけ、
もう2人で大暴れ…正しくは逃げ出しそうなリコを手足で押さえる…。
リコも力が強くなってしまったからね。

そんなこんなで大バトルの後、リコは自分の小部屋にこもり
母は事務所にこもり、もうほとんど子ども同士のケンカのような。

リコなんかに映画を見せるからだ、置いていけばよかったんじゃない?
という夫の一言に、一人事務所で大号泣してしまいました。
そうだったかもしれない。でも見せたかったんだよね。

その間、小部屋で静かにリコはこの絵を描きました。

そしてそっと、私に渡してくれました。
作品ができるといつも私に一番に、こっそりと持ってきてくれます。

「すごいね!」「タイトルはなんだろう?」「ハガキにしようか!」

いつも私はそう言います。
おべっかではなく、本当にそう思うから。親バカでしょか。

ほんの2時間ほど前の大バトルのことはすっかり忘れて
(このすぐ忘れて切り替わるところはリコの不思議な一面)
無邪気に絵を見せに来るリコとは対照的に、
いつまでも気持ちが変わらずシコリのように残っている母です。
でもリコの無邪気さに、まいっか、と思ってしまう。

数日後、リコに「脳のシナプスって見たことある?」と聞いてみたけど
全く知らないようでした。
大バトルで、脳のなにかが見えてしまったんじゃないかと
秘かに思っているのですが…。





posted by miyuki at 17:49| Comment(0) | 作品集

おおかみこどもの雨と雪

細田守監督のおおかみこどもの雨と雪を観ました。

詳細は書きませんが、いい映画でした。
何が普通の定義かはっきりしないにしても、普通であることがヨシとされる社会で
普通とは外れた生き難さをかかえた人、つまりはリコや私(笑)でさえ
生きる場所が用意されているのかもしれないという
淡い希望を持ちました。

サマーウォーズと同じ美術監督でしょうか?
時間が無くて早送りで観たんだけど、思わず通常再生にした
美しい映像が多々ありました。
posted by miyuki at 11:42| Comment(0) | 文化・芸術

2014年02月24日

出かける前のしこり

久しぶりの記録です。長期間のブランク中にも数々の事件やら珍事は発生しましたが
やはり時と共に忘れてしまうもので…。
このブログにも存在価値があるかもしれないと、昨日友人と話して思い至りましたので
飽きることなく更新をしていきたいと思います。引き続きよろしくお願いいたします。

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どこかに出かける用事があるとき、特に行ったことのない場所や
慣れない場所、強い関心をひかない場所に行くとき、
時には直前までとても楽しみにしていた場所でさえも、
出かける直前にぐずります。

自分の想像が及ばない未来については、不安になります。
だからぐずるのはよく理解できる。もう出かけるのとセットのようなもの。
何度もこんなことを経験しているのに

「もう行かない!」「あたしは家にいる!!」

と頑なになっているリコを真に受けて、本当に行きたくない(行かない)と
判断してしまう父と姉妹たち…。
もしかしたら本当に憂うつで行きたくないこともあるかもしれないけど
たいていは、ちょっと興味があるけどよくわからない不安から来る
一時的なものだと私は思っています。

だから、ぐずっているリコには、何事もないかのように
「ハンカチもった?」「スイカ入れた?」と流れを止めない言葉かけが
いいように思います。
するといつの間にか準備をしていたり、気持ちが変わっていたり…。

実は昨日、友人宅に遊びに行く直前もぐずりました(-_-)
でも赤ちゃん大好きのリコは、「赤ちゃんがいるよ」の言葉に
割とスムーズに家を出ました。
でも、駅で荷物を持ってもらおうと思ったら
「重い」「何で私が」と愚痴のオンパレードになったので
もういい!!と妹のユイ(既に大きなリュックをしょっている)に
頼んで持ってもらいました。

ぐずりも愚痴も、全ては先の見えない不安から来ることは知ってます。
その不安を拭うためのたくさんの「やさしい」言葉かけを投げかければ
なんとかなることもわかる。
でもその延々続く言葉のやりとりが、時に億劫で疲れてしまうんです。

そして出かけた後は「行って良かった」という結論に至ることも
知っています。

だから、無理にでも連れ出したくなるんです。



posted by miyuki at 10:35| Comment(0) | 10才 四年生の出来事